粟ヶ岳

一度は登ってみたいと思っていた掛川市の粟ヶ岳へ行ってきました。

 

登山口の「東山いっぷく処」近くの駐車場に到着すると、平日にもかかわらず満車に近く、粟ヶ岳は気軽に登れる山として中高年に人気が有るようです。

 

登山口からの標高差は400m、コースタイムは約1時間ですが、アンテナ群が建つ頂上と「茶」文字は直ぐ近くに見え、30分位で登れそうな感じです。

 

世界農業遺産に認定された伝統的な「茶草場農法」の茶畑の中を進み、細い車道を何度も横切りながら高度を上げて行くと、展望が開け東側には雪化粧した富士山が綺麗に見えました。

 

茶畑から樹林帯に入り、尾根をトラバースして神社跡を通ると急登になり、あっという間に頂上に着きました。

 

 

 

頂上には去年リニューアルオープンした粟ヶ岳世界農業遺産茶草場テラスが有り、ここで景色を見ながら一休み。

 

南側の広大な茶畑の先には静岡空港が見え、その先には遠州灘と伊豆半島までが一望出来、気軽に登れる山としてはなかなかの展望でした。

テラスのお店でおやつ用のこしあんとつぶあんの茶饅頭を購入し、茶草で作られた今年の干支の大きなネズミと記念撮影して下山。

 

かかと痛でランニングを休んでいる妻にはいい気分転換になりました。この山登りでかかと痛が再発しなければ、ランニングの再開も近そうです。