乗鞍岳

退職後に岐阜県へ引っ越したSさんと、雪の乗鞍岳を登ってきました。

 

Sさんのマンションからは眼下の木曽川と直ぐ近くの犬山城が見渡せ、なかなかの景色でした。

定年後の登山は、1週間前から予想天気図を確認して天気が良さそうな日を選んで日程を決めています。

 

乗鞍高原の駐車場からは、真っ白な乗鞍岳が綺麗に見え天気は問題ありませんが、前日の春山バスは道路凍結のため昼まで運休しており心配でした。

始発の1時間半前に、ホームページで始発から運行されることを確認しほっとしました。

 

この時期のスカイラインは雪のため位ヶ原山荘までしか開通していないため、乗鞍岳(剣が峰)は通常は肩の小屋方向から登りますが、少し遠回りになるので今回は誰も居ない最短距離で直接頂上につながる尾根から登ることにしました。

 

この尾根は登山道では無く少し傾斜も有りましたが、後続のSさんのために歩きやすいルートを探しステップを切りながら進みました。

雪もそれ程堅くはないので、ストックを使いながらの3点支持でスリップをしないように注意しながら登れば問題無いルートでした。

 

春山が初めてのSさんには少し怖かったかも知れませんが、自由にルートを決められる春山登山の楽しさを味わってくれたと思います。

 

乗鞍岳(剣が峰)頂上からの写真(背景は噴煙が見える御嶽山)

 

遠くには今年が開山1300年の白山。

近くの槍穂高、笠ガ岳も綺麗に見えました。

頂上からは肩の小屋方向から下山。

 

頂上直下からは太陽の周りに虹も見え、持参した手作りのヒップそりを楽しみながらあっという間の下山でした。

 

 

高速で帰路の途中、上郷SAで大きな文字で「浜松」を掲げたヒッチハイクの若い二人を発見したので、浜名湖SAまで乗せてあげました。

四国の大学生で5日までに東北に行き、7日までに四国へ帰る予定で、私が6台目の車でした。

若いから出来るからヒッチハイク旅行ですね!