Low-E複層ガラスのデメリット

去年の春に先進的窓リノベ2024事業を利用して2階の室内側にLow-E複層ガラスを追加して二重窓にしました。

 

南側に追加した内窓はLow-E金属膜が室内側ガラス面に貼られている遮熱が少ないタイプを採用しましたが、それでも窓から差し込む日射量が明らかに減少しました。

今まで冬は日差しを入れて部屋を暖めてきましたが、追加した内窓(Low-E複層ガラス)により日射が反射されて室内の温度上昇が少なくなったようです。

冬に現れるLow-E複層ガラスのデメリットですが、夏は遮熱して冬は日差しを取込む窓ガラスは無いのでやむを得ません。

 

そこで、内窓のLow-E複層ガラスで反射されていた日射熱を室内へ取込む方法を考えました。

方法

・外窓の2/3の大きさの黒色ポリカ中空板を外窓ガラスの室内側にはめ込んで、日射熱をポリカ中空板で集熱させる。

(冬はカーテンを全開にしているので、ポリカ中空板が外から目隠しにもなり一石二鳥です)

・日射が有る時は内窓(Low-E複層ガラス)を全開して中央に寄せて、ポリカ中空板に集熱された熱を室内側へ放熱させる。

・ポリカ中空板がはめ込まれていない面と内窓が開けられた部分からの日射を室内へ取込む。

・日射が弱くなる夕方には内窓を閉めて断熱する。

 

効果

日射を集熱したポリカ中空板は40℃近くまで上がり、室温も以前より上がりましたが、二重窓にする前の方がもっと高かった様な気がします。

追加した内窓(Low-E複層ガラス)により日射が反射された以上の集熱効果が現れていないようです。