富士山

毎年7月に富士山を速攻登山してますが、今年は都合の良い日に天気が悪く9月まで延び延びになってしまいました。

毎日3日先までの富士山の天気予報を有料配信してもらっていますが、やっと安定した天気になりそうな日が有り速攻登山してきました。

 

今年は富士宮口の五合目から登り御殿場ルートを下りプリンスルートから富士宮口に戻るルートに決め、シャトルバスの6時始発に間の合う様に自宅を出発しました。

30分前にバス乗り場に到着すると既に長蛇の列になっていて、バス2台のピストン輸送では軽く1時間以上待たされそうです。

係の人に聞くと今年一番の登山者でお盆の時より多いと言っていました。

最近は天気の悪い日が続き、閉山日も迫っているので一斉に登山者が来たようです。

 

バスよりも早そうなタクシー乗り場を選択して待ち、1時間近く待ってやっと乗車できました。同乗者は若いフランス人のカップルを含めて4人で、フランス人は20日間の日本旅行中でした。

五合目に到着、天気予報通りに天気は快晴で背後には愛鷹山が見えます。

体力の確認とトレーニングを兼ねた速攻登山なので、休憩を取らずに3時間弱で頂上に到着しましたが、毎年体力の衰えを感じます。

 

去年は足が痙攣したので今年は足の痙攣予防に水分補給は経口補水液OS1にしました。

頂上まで約500CC補給しましたが、痙攣の兆候は無く効果有り?かもしれません。

今年は入山日早々に火口内で3名の遭難者が発見されていますが、火口内は雪の急傾斜なので引き上げ作業も大変だったと思います。

 

 

行動食を食べてから神社にお参りして御殿場ルートから下山します。

振り返ると辺り一面に草紅葉が始まっていました。

御殿場ルートの数少ない山小屋に到着し、閉山前で安くなった種無しスイカを頂きます。

砂走を下ると、宝永山火口の脇を通るプリンスルートへの分岐点が見えてきました。

宝永山火口壁に鋭い溶岩の岩脈が何本も見えました。

今回の歩いたルート。

 

 

今年から静岡県側で登山する人は「静岡県富士登山事前登録システム」でルート、日程、宿泊情報を事前登録するようになりましたが、この情報から日程と人数を一般公開すれば当日の混み具合を予想することが出来ます。

バスやタクシーも混み具合に合わせて運用することが可能になるので、今回の様なバスやタクシーの待ち時間を削減できます。

山梨県では定員4000人/日の制限が有るので、山梨県のシステムでは毎日予約の込み具合を公開しています。

静岡県も来年からは是非一般公開を期待したいと思います。