レースに向かう途中に寄り道して、富士ロゼシアターで開催されている富士山写真展を鑑賞しました。歴代のグランプリ作品も展示されており、富士市内から撮影された美しい富士山を鑑賞し、明日のレースでもどんな富士山に出会えるか楽しみになりました。
第11回道志村トレイルレースのミドル(22Km)は、最大標高差1000m、稜線のアップダウンも沢山有り、自分にはハードな大会ですが、去年は年代別の3位に入賞しているので、今年も頑張ってみることにしました。
天気は快晴、スタート地点からは真っ白な富士山が見えました。
去年と比べて気温も上がりそうなので、目標時間は4時間45分とし、1Lのハイドレーションと予備に200ccのボトルも用意ました。(この後、予備を用意して正解でした)
スタート地点へ行くと、知り合いの島田さんがいました。今日はロングを走り、1週間後には野辺山100Kの凄い体力です!
スタートから登山道に入るまでのロード区間は、渋滞に巻き込まれない様にスピードを上げて行き、渋滞に巻き込まれることもなく登山道に入り、谷道と巻き道のセパレートコースは、今年は巻き道を選択し滑落に注意しながら走りました。
前回のレースでは紙の地図を準備しましたが、地図を見ながら現在地を把握する余裕が全く無かったので、今回はiPhoneの登山アプリに去年のレースのGPSログデータを登録し、走りながらでも瞬時に現在地を把握出来るようにしました。
巻き道コースへ進み登録したコースから外れると音声で教えてくれ、谷道との合流地点へ戻るとまた音声で教えてくれました。距離は1K毎に標高は100m毎に音声で教えてくれ、登山以外にトレイルレースでもかなり使えそうです。
登山道のほとんどはシングルトラックで追い越しは出来ないので、回りのペースに合わせて高度を上げていきます。
スタートから1時間の時点では去年とほぼ同じ地点でしたが、2時間では暑さの影響か少し遅れ、3時間でさらに遅れてきました。
最高峰の御正体山の登りでは右足の太ももが攣り、少し休んでから登りますがさらにペースダウンして頂上に到着。
ここからは下りですが、下りでも足が攣り苦しいレースが続き、後ろから来るハイペースの人達に迷惑かけないように道を譲りながら進みます。
暑さと予想時間より長いレースになっているので、ゴールの山伏峠3K手前でハイドレーションの水が無くなり、予備に用意したボトルに助かりました。
去年より30分以上遅れてなんとかゴール、厳しいレースでした。
15分毎に水分を補給し、1時間毎にジェルと塩飴を補給してきましたが、痙攣の予防にはならなかったようです。
痙攣対策は難しいですね!